ガイナーレ鳥取観戦記 その13 果てしなき死闘2



カマタマーレという艦は傾き始めた傾斜を復元しつつあった。


そしてガイナーレはここにいたり天羽の守る右サイドへの攻撃に固執しなくなった。



「復元した艦はその速力を落すだろう」という読みか??

この場合、速力とはカウンターの事であり、

何かを捨ててDFシステムを再構築したならそれは間違いなく攻撃のオプションである。

ガイナーレはほぼ自陣のゴールを脅かされることなく攻撃に専念出来ることを確信したのだろう。


そして事実そうなった。


彼らはむしろ力づくで攻め落とせばいいわけで攻撃はシンプルになった。

シンプルな分、力強く、鋭く、危険だ。



ガイナーレの攻撃でここまで脅威となっていたパターンは大きく分けて2つ。

長身で強い13番久保選手が前を向き26番永里選手にラストパスをする場合。

10番実信選手が22番森選手を使い左サイドを突破する場合。

あるいはその複合。


しかし、天羽投入後、その戦略は13番めがけてのパワープレーに一本化されたように感じた。

格上にここまで開き直られると10人のウチは苦しい。

つまり駆け引きや奇襲・経験からくるアドバンテージではなく

サッカー選手としての本能的なスペックで勝負を挑まれている。

力づくでゴールをこじ開けることに徹してくる。

能力が互角としても「ただの10対11の戦い」に引きずり込まれる



ガイナーレはサイドエリアからあるいはセンターサークル過ぎたあたりから

早めにそして執拗にロングボールをけりこんでくる。


野球でいうフライとライナーの中間ぐらいのハーフスピードのボールを

長身のストライカー13番めがけて「ほうりこんで」くる。


制空権を渡せばそのままゴールにたたきこまれる。

天羽が野口が藤井がその都度ジャンプしてクリアーする。

また、そのこぼれ球を拾われてもピンチだ。

岡村や持留が必死に回収しクリアーする。


しかし天羽投入の10分後ついに決定的なチャンスを作られる。


カマタマーレ左翼を突破したガイナーレ右サイドアタッカーが中央にクロスを上げる。

センターで待ち構えていた13番が野口・藤井を撥ね退け

ガイナーレから見た左サイドに流す。

競り勝ったボール回収の為、天羽も中央寄りにポジショニングしていたため

左サイドにぽっかり大きなスペースができる。


そこにやわらかく弾んだ絶好のルーズボール

猛然と突っ込んでワントラップするゼッケン26番永里選手。

その前に立ちはだかるものは何もない。



ゴール裏から見ていても失点の瞬間は分かる

瀬口が大きく手と足を拡げその脇をボールが転がればだいたい次の瞬間ボールはネットを揺らしている

「あ~あ~きゃぁぁぁあああああああ!!!」

ゴール裏に悲鳴が響きわたる。


誰もが失点したと思った。目をつぶりそうになった。


しかし次の瞬間

信じられないことにキーパーの横を通過したボールはカマタマーレDFの足により弾き返されているされている。

(あとでTVで確認するとキーパーの後ろで野口がライン上で防いだようだ)

しかしそのルーズに22番が対応しようとしてボールに合わず、

更にその後ろからは怒涛のごとく迫ってくる13番。

藤井が体を投げ出すようにそのコースをふさぎ13番の自由を奪う

かくしてボールは最も危険なPKエリアを出た。


野口が凄いのかDF陣が決死のプレーなのか神様がそこにボールを転がしてくれたのか?????


ゴール裏では

「あぶねぇねねねえええええ!!!!!(震え声)」

と周りのみんなと顔を見合わせ、胸をなでおろす。



その直後に北野監督は2枚目のカードを切る。

キャプテン西野の投入

下がるのはこれまで最前線ワントップでDFに奮闘してきた木島

西野はFW登録であるが最近はDFで最終ラインを統率する。




どちらだ・・・・??

監督の意図を知りたいと思った

たぶんみんな思った。

そしてそれは投入直後にすぐ分かるものであった。


時間は後半20分になろうとしていた

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Re: 有難うございました

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

今年もカマタマーレの応援よろしくお願いします。
ブログにコメント頂きありがとうございました。

またお会いできる日を楽しみにしています。
非表示で頂きましたのでお返事内容には触れずにさせて頂きますね。
お返事遅くなり申し訳ありません。

またコメント下さいね
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小学生では水泳を習ってました。水泳の脚力アップにサッカーを習いましたがむしろサッカーの魅力に取りつかれました。しかし小学校5年生からのスタートはハンデでした。伸び盛りのゴールデンエイジにまだサッカーをはじめていないこと。インターネットなどがなく、今ほど理論的な指導はなく、スクールなどは充実していなかったことなど。何よりその才能はサッカーの神様に愛されているとは到底言い難いものだったこと(泣)。選手としてはMF、DF最後はゴールキーパーとして15歳の試合を最後に(中学総体時)に引退しました。

月日は流れ・・・

その後もサッカーは好きで代表戦やJリーグを中心にサッカーを見ていました。トッププレーヤーのため息が出るほどの美しいプレーを見るたび、自身の才能のなさを嘆くこともありました。なぜサッカーをすることにおいて、サッカーの女神は私を愛してくれなかったのか?(同じ名前なのに鹿島の柴崎君は愛されているようです・・・笑)その答えは40歳を過ぎた時に明らかになる出来事がありました。わが郷土にJリーグを目指して闘い始めたサッカーチームが現れたのです。女神様は競技する才能を私に与えなかった。しかし、それと引き換えに「サッカーを愛する才能」をふんだんに授けてくれたたことに気が付きました。そしてその才能を充分発揮できる宝物も与えてくれました。今、私の才能・・・サッカーを愛する才能・・・のすべては一つのチームに注がれています。そのチームの名前はわが郷土から初めて誕生しようとしているプロサッカーチーム・・・「カマタマーレ讃岐」。このチームとともに神様が与えてくれたミッションを果たすべくすすむ大冒険をブログにつづりたいと思います(笑)

よろしくお願いいたします

(=゚ω゚)ノ


このブログタイトルについて

初めてカマタマーレの試合を観戦した時に目にした古参サポーターさんたちの情熱。とても感動したのを覚えています。それ以後、彼らの熱い思いをいつまでも振り返れるよう、そして自分自身が忘れないようにこのタイトルをつけました。

飛行士業

しかし、モデルとなった原作「とある飛空士への追憶」のようにさわやかなブログには程遠く「暑苦しく、無秩序に取り乱した文章」を書き散らかされております。ご容赦ください。ちなみに筆者イメージも原作とは程遠く「飛空士」というより「低牛」のほうがイメージに合致します(笑)

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