ガイナーレ鳥取観戦記 その5 「女神のシナリオは」

木島

はじめに。


1週間がたち

契約満了・退団のお知らせが次々に届く。

身を切られるようなつらい現実が押し寄せる。

この1年、過ごした時間が濃厚すぎて言葉にならない。


しかし、彼らが短く貴重なサッカー生命を燃やしてつかんだこの偉業を

せめて私のつたない文章でも未来に残したい。


だから、「いつまで書き続けるのか?」と問われても

去っていく彼らの「戦記」を余すところなく伝えるまで書き続けていこうと思う。


退団選手の皆さん、本当にありがとうございました。

これからもジョカトーレであり続けてください。

彼らの人生にサッカーの神様の幸多からんことを。(号泣)

いつまでも応援しています。




試合に戻る

ここからは主観的な手記になりそうなので予め客観的な試合動画をこちらから

スカパー入れ替え戦 ダイジェスト



もはや、興奮とか緊張とかのレベルでは言い表せない雰囲気がゴール裏を襲う。

私自身、瀬戸の花嫁を歌った以外の記憶がない。

写真も最初の円陣以外は(試合中のは)ごくわずか・・・




ただ声をからし応援し続けた。



この時間の記憶を呼び覚ますと

開始直後からセカンドボールがよく拾えている。

この印象が強い。


競り合った後のこぼれ球を味方が拾えるときは試合展開がはまっている証拠だ。

これは拙いサッカー知識しかもたない私が唯一観戦経験から手に入れた法則だ。

故にボールを運ぶことができチャンスも生まれる

敵のアタッカーに危険な侵入を許す頻度は少なくなる。



しかし、まったく支配しているわけではない

ガイナーレ攻撃陣も前進に苦労しながらも危険なシーンを誘発する


開始11分

丸亀でやられたような右サイドの突破からセンターリングをあげられ

ニアポストに走りこんできた永里選手にサイドネットを叩かれる。


ギャァァアア━━━( ゚ω゚ )━━━!!!!


失点はしなかった・・・しかしかなり決定的だった・・・・


内心とは裏腹に

「大丈夫!!!大丈夫!!!ゴールマウスの枠には飛んでこんぞ~!!!」

とか言って瀬口を激励するようで自分を励ます(笑)


一進一退の攻防

やや讃岐が有利に展開??

いや古今東西どんな戦でも前半有利に進めながら大惨敗した史実は腐るほどある。

相手に泳がされているだけかもしれない。

アウェイゴールの関係で我々は1点取らなければならない。

0-0で90分で終了したら我々は敗退してしまう。



ある意味0-1でスタートしてるようなものだ。



それを承知でガイナーレが0封守備を前提にゲームプランされていたら・・(汗)

割り切って60分我々のスタミナを奪うことだけに集中されたら・・


スカパー解説者の秋田氏は言う

「讃岐のサッカーは60分サッカー。その強力なFW陣で前半の早いうちに得点し、主導権を奪取。

そして、その1点を堅牢なDF陣が守りきる。

ゆえに鳥取は「すでに1点リードしている前提」で60分間、讃岐を「いなし」続ければいい。

61分以後から讃岐のFW陣のエネルギー切れを待って反撃に出ればいい。

その時、どうしても1点ほしい讃岐は更にDFラインを前進させざるを得ず

そこには新たなスペースとチャンスが生まれる」・・・というような趣旨の解説・・・・


お見事!!悔しいが・・・

さすが今シーズン「勝ち点1」すらいただけなかった町田ゼルビア元監督。



余談だがスカパーは実況・解説共に新鮮でした。

いつも聞きなれたケーブルやNHK高松もなかなかのものですが

少しJリーグ気分を味わいました。


しかしサッカーの女神のシナリオは私たちが危惧したものではなかったように思う。

鳥取の初冬の風に耐えながら応援する「うどん県民」にきわめて好意的な興味を抱いたか??

セカンドーボールはよく拾え、そこから供給される前線へのパスに相手DFは対応に追われる。



前半16分 

執拗に相手DFの裏を狙う「木島」にこの試合最初のビックチャンス

ハーフウェーライン上でボールをキープした岡村から縦へ長いロングフィード

それに反応して走り出す木島

DFとのオフサイドラインの駆け引き。

一瞬最終ラインの内側にとどまった木島が猛烈にボールを追いかける。

相手DFはついていけない。


2011年の丸亀で行われた山雅戦

一瞬にして神崎を置き去りにする「山雅の木島」に感嘆と恐怖のため息を漏らしたものだ。

敵として恐ろしく、味方にしてこれほど頼もしい漢はいない(笑)

なんたって現役Jリーガーが捕捉できずPKエリアへの単騎侵入を許してしまうほどだから。

そしてあの時の神崎がそうであったよう、スピードに乗った「にーさん」は

ペナルティーでしか彼を止められない。


鳥取GKは1対1の絶望的な状況を打開すべく精一杯腕を伸ばしそのシュートコースをふさぐ

そしてその伸びた手はボールに触れることなく木島の足と接触

木島転倒。

瞬間主審の笛が鋭く吹かれる。

そして毅然とPKポジションを指さし、キーパーにイエローカードの提示。


ゴール裏

「おお!!いけー!!おおおお・・ああ!??」と2回興奮して少し間が空き歓喜!!!!

「「やった!!!PK獲ったぁぁぁぁああああああああ!!!!!!!!」



得点したわけではない。

しかしその決定的なチャンスを得たことで

緊迫したゴール裏は得点時と同質量の歓喜を引き起こす。


誰もが早くこの重苦しい雰囲気から抜け出たかったのかもしれない。

しかしこの放たれた歓喜が直後に100倍の緊張感をともなって舞い戻ってくるとは

この時誰も思っていなかった。



開始16分

試合はいきなり動き出した。

ゴール裏にそびえたつ掲示板を振り返り

「その時間」を確認した私は少なくともそう感じた。



PK獲得直後の1枚

PK

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小学生では水泳を習ってました。水泳の脚力アップにサッカーを習いましたがむしろサッカーの魅力に取りつかれました。しかし小学校5年生からのスタートはハンデでした。伸び盛りのゴールデンエイジにまだサッカーをはじめていないこと。インターネットなどがなく、今ほど理論的な指導はなく、スクールなどは充実していなかったことなど。何よりその才能はサッカーの神様に愛されているとは到底言い難いものだったこと(泣)。選手としてはMF、DF最後はゴールキーパーとして15歳の試合を最後に(中学総体時)に引退しました。

月日は流れ・・・

その後もサッカーは好きで代表戦やJリーグを中心にサッカーを見ていました。トッププレーヤーのため息が出るほどの美しいプレーを見るたび、自身の才能のなさを嘆くこともありました。なぜサッカーをすることにおいて、サッカーの女神は私を愛してくれなかったのか?(同じ名前なのに鹿島の柴崎君は愛されているようです・・・笑)その答えは40歳を過ぎた時に明らかになる出来事がありました。わが郷土にJリーグを目指して闘い始めたサッカーチームが現れたのです。女神様は競技する才能を私に与えなかった。しかし、それと引き換えに「サッカーを愛する才能」をふんだんに授けてくれたたことに気が付きました。そしてその才能を充分発揮できる宝物も与えてくれました。今、私の才能・・・サッカーを愛する才能・・・のすべては一つのチームに注がれています。そのチームの名前はわが郷土から初めて誕生しようとしているプロサッカーチーム・・・「カマタマーレ讃岐」。このチームとともに神様が与えてくれたミッションを果たすべくすすむ大冒険をブログにつづりたいと思います(笑)

よろしくお願いいたします

(=゚ω゚)ノ


このブログタイトルについて

初めてカマタマーレの試合を観戦した時に目にした古参サポーターさんたちの情熱。とても感動したのを覚えています。それ以後、彼らの熱い思いをいつまでも振り返れるよう、そして自分自身が忘れないようにこのタイトルをつけました。

飛行士業

しかし、モデルとなった原作「とある飛空士への追憶」のようにさわやかなブログには程遠く「暑苦しく、無秩序に取り乱した文章」を書き散らかされております。ご容赦ください。ちなみに筆者イメージも原作とは程遠く「飛空士」というより「低牛」のほうがイメージに合致します(笑)

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