アウェイ山口戦観戦記

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奇妙な天候だった

前日の天気予報では「晴れるが気温は低い」とのこと。

最低4度

最高でも13度の予想。

当然防寒対策をしていく。

前日夜までは晴れ予想だったと思う。

故に私の装備に雨合羽はなかった。

しかし当日には修正予報でも出たのか

サポさんの中には「少し降る予報」

と発言する人もちらほら。


結果

スタジアム到着時は晴天、春全開の陽気。

いや、想像以上に温かい。

今思えば「妖気」か。


その後の天候は

 晴れ-曇り--雨―晴れ

 温かい-寒い-温かい

 微風-強風-強風-微風


めまぐるしく変わる

サポさんも戦闘状態の半そでになったかと思えば

待機モードで厚着にならないほど寒かったりした。

山口の天気に

讃岐からの遠征軍団は落ち着かない。

そんな混乱の中にいる試合前。


時系列的には

ピッチ内練習あたりから

天候は急激に荒れだした印象がある。


強風で寒い


寒いはいい。

しかし強風は厄介である。

アウェイゴールは風下。

当然このままでは風上に向かって攻める事になる。

山口のパスサッカーをより活発にさせる追い風

讃岐としては風下では奪いどころが安定しない。


「サイド・・変えてくるかな・・・」


先週の山形戦の例もある。

かの地はまさに今も冬である(四国の人間的には)

私のつぶやきに隣のMちゃんが答える

「そうですね・・・風下やし、先週うまくいってますから・・・」


しかしそんな私たちの期待はかなわずサイドは動かない。

そして讃岐はキックオフを得る。

・・・どうやらコイントスに敗れたらしい。


今に思えばこのコイントスの結果は

その先の未来を大きく分けた結果に思う。

今となっては結果論だが

もしコイントスに勝利していたら

もし前半コートチェンジしていたら

前半に猛攻をかけていたら

そんなことを思うアウェイ維新スタジアムの戦いだった。


「我慢やね。前半は」

そうつぶやきながらも今年の攻撃陣には自信がある

悪条件下に先制すればより後半は有利に展開する。

いや、0-0でしのぎさえすれば後半は風が味方してくれる。

この45分どう我慢し、

その中でも有効な攻撃を構築できるかが

最初のハードルと思った。


「ここ空いてますか??」

不意に青年に声をかけられる。

「もちろん!!」私の右側は3席空きがある

ここはCLさんに向かい右側3列目

絶好の応援ポジション

コア・エリア真ん中。

どんどん集まってほしい。

かるく挨拶して二言三言話す。

どうやら兄弟で車で来場したらしい。

キックオフまえに握手がっちり。



飛び込んできた彼の背中越しに

アウェイスタジアムを眺める。

讃岐サポ総勢200~250人くらい。

讃岐応援エリアが水色で染まりつつある。

アウェイ遠征隊の充実ぶりは年々すごい。

「真ん中にあつまってください~~」的な要望に

手招きで呼応する。

しずしずと中に集結してくれるサポさん達。

奥ゆかしいが気持ちは一つである。


ピッチ内練習あとの静寂

通常はイベント時間でコールを自粛するのだが

特に今日は何も催されない

CLさんが「静かなのはいやなんで・・・」とフレンドリーに呼びかける。


そして Brand new K のコール

(オーラララーラ) 俺たちがカマタマーレ

オーラララーラ  オーオ ** オーオ **

逆風をついて

スタジアムの寒気を引き裂いて響き渡る。

メインスタンドの屋根に跳ね返りいい感じ。

昨年はこの突き抜けるようなチャントに

相手側のメインスタンドでも拍手があった。

今年は悠然と沈黙を続ける。

相手ゴール裏を眺める。

同じく沈黙。

これは感心してポカーンではない。

意に介さず、そんな感じ

戦う前のオーラを感じる。


山口サポも1年間、激戦を生き残ってきたのだ。

彼らのふてぶてしさは

昇格直後の初々しさを喪失し、

生粋の戦闘集団への変貌の証明である。



ならば我らも小なりと言えど大音量を響かせ

このスタジアムをジャックし

現場へ最大の援護を敢行するのみ。



試合前の静寂・気候・コールのつばぜり合い。


いいね


ここは維新100年記念陸上競技場

1敗3分 VS 1分3敗 

通算成績2敗vs2勝

J2リーグの片隅で下位どうしの

生き残りをかけた激突

意地と意地がもうすぐぶつかる。


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選手が出てくる

緊張が高まる。



下関の巌流島

そこで行われた決闘は1612年の4月13日だそうである。

その時もこんな天候、こんな雰囲気だったのだろうか・・・

ふとそんなことを思う。






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本当はみんな「香川大好き」なんです。「誇り」と思っているのです。


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