退却戦



本城に集った200名弱の讃岐サポーターは

今節に出撃した讃岐ご自慢の遠征部隊は

現在過酷な退却戦を戦っています。


絶え間なく現れる

悲しみや不安。

油断すれば持て余しそうな感情。

必死に向き合い闘っています。


唇をグッと噛み締め

讃岐に向かっています。





今節も試合前、

ゴール裏は最高の雰囲気でした。

戦意は高く、

纏まった声を高らかに響かせ、

100名の入場予想が

185名に膨れ上がった際は

まるでピカスタの一部を切り取った様な

大声援と熱狂を作り出しました。


後は望む結果を掴み取り

胸を張ってこのスタジアムを後にする。

そんな気迫に満ち溢れていました。


何がいけなかったのか。


相手のゴール裏の規模を見て

声援で圧倒し得ると思ったことか?

徳島を零封した其の防御陣に

自信以上の過度な幻想を抱いたのか?


ほぼ理想と言っていい中盤の陣容。

自慢の攻撃陣。


もはや負けるはずはなく

勝ってこの残留戦線を離脱する。

こんな感情で満ち溢れていました。


結果、大敗北。

命中弾3発。


1発めは讃岐が攻勢を強め

後一息まで迫った時間直後、

突然、降ってきた様な出来事。

其の一撃は

今まさに飛び立とうとしていた

甲板の味方攻撃機に引火し

誘爆する空母の如し。


DF陣が気落ちしただけでなく、

攻撃陣まで

勢いと鋭さが鈍り始めた……

そんな風に見えてしまいました。


其れでも歴戦の遠征部隊ですので

どうにか劣勢を跳ね返そうと

態勢を立て直し、反撃に出ようと

大声で歌い、

ポジティブな声援を送り続けました。



しかし、遠征部隊の前には

さらに予想外の展開が待ち構えていました。

後半立ち上がり、2発目の被弾。

流石に冷たいものが背中をつたいます。

しかし、

「まずは一点」の声援に切り替え

テンションの復元に力を注ぎました。

流れは「変わる」

必ず「追いつける」

という励まし、切り替え促すテンションに。


もはや、勝ち点3より

現実的に残留に近づける

「アウェイでの引き分け」を

目指すメンタル。

ここに至り、

戦う目的が変更された。

みんな芽生えていたと思います。

このしたたかさも讃岐サポーターの強さです。


「負けないでくれ」

その一念、願い。

そして、この願いはまだ実現可能なのだと。

ワンプレーで流れは変わるし、

「一点返したら一気に追いつける」

そしたら

「勢いを取り戻し、再び攻勢にでる」

そう信じて力の限り唄い、叫びました。


三点目を奪われた時

流石に敗戦を覚悟しました。

其れでもサッカーとは稀に

10分で2点、3点入るスポーツ。

まだ諦める事はないと戦い続けました。



CLさんが

一矢報いたい。

選手を支えよう。

其の様な趣旨のメッセージを

孤軍奮闘するサポーターに伝えました。

そして

「みんな、付き合ってくれ」

との言葉。


敗戦を覚悟した精鋭遠征部隊の腹は決まり

目がすわりました。


点差、時間的に絶望的な状況から

再び大声援をつくりました。


スカパーやスタジアムで

聞こえていたかわからないけど

後半35分以後、

もう一度、

意地の大コールを作りだしました。


しかし、

奮戦虚しく時間は過ぎ

エネルギーを失い


次第に其の声は小さくなりました。


それでも最後まで

200名弱の讃岐サポーターは

唄いつづけました。


試合が終わり選手が整列。

もしかすると

いや、

今日はネガティヴな感情が

剥き出しになるかもしれない。


そして、其れは仕方がない。

気持ちは痛いほど分かる。

それも「愛」かもしれない。

そう感じていました。


しかし、

しかし、

今はそうじゃない。

どうしてもそんな雰囲気にしたくない。

まだまだ、私達の戦いは続くのです。


私は怒られる事を覚悟し叫びました。

「下を向くなー!!、

俺たちがついてる‼︎

俺たちがついてるんだ!!

一緒に戦わせてくれ!!」


この一言は

あの瞬間

どの様に受け止められ

誰に

どんな感情を生み出したのか

それは今はわかりません。

そもそも

誰の耳にも届いていないかも知れません。


あの時、

スタジアムは

アウェイエリアは

ネガティヴなエネルギーに満ちることはなかった。

もしかしたら、

私の叫びなんかなくても

そんなおせっかいなんか全然要らなくて

最初から皆んな

同じ気持ちだったのかもしれません。


………

………

………




選手は顔を上げ引き上げ始める。

「さて、片付け…」と思った瞬間

指揮官が我らサポーターの輪に近づいてくる。

そしておもむろに

「申し訳ない」とばかりに手を合わせました。




7年間でこんな経験は正直ない。




愛嬌や親しみ易さも併せ持つが

あの人は恐ろしく孤高で激しい。

だから本当は

このメッセージが

誰に

どう言う意味で発せられたのか

今は不明です。

しかし、私には

「渾身の援護に報いられず、申し訳ない」

と言う意味で発せられた。

私はそう思うことに致します。




精鋭遠征部隊は壊滅的な打撃を受け

現在退却中。

しかし、讃岐に無事たどり着き

捲土重来、またピカスタに集うだろう。

次はホームスタジアム。

母なるスタジアムに拠って闘う。

サポーター全軍と合流できる。

まだ、何も終わっていない。

むしろこれから明日なき激戦の地に

踏みこんだのだ。

戦旗不倒

皆んな無事に讃岐の地をめざせ!!



まず、今日あった事、

忘れないうちに・・・・。







カマタマーレのブログたくさんあります!!

色々な角度からカマタマーレが語られてます。

ぜひのぞいてみてくださいね!!



にほんブログ村

コメント

現地参戦お疲れ様でした。
決して下を向かず前を向いて進みましょう。
今日の結果は残念ですが、次節に期待します。
監督、選手を信じて最後まで共に闘いましょう。
今日は現地での熱い応援、ありがとうございました。

Re: カマタマーレ八王子さま

労いの言葉ありがとうございます。
心にしみます。
ゴール裏は意気消沈してばかりでもありませんでした。
いい意味の開き直り。
「ここから全勝だ!!」「丸亀で勝とう」「一緒に戦おう」
などポジティブな言葉ありました。
まだまだこれからです。
本当の戦いは。
関東組の出番もありますのでよろしくお願いいたしますね。

まだまだ!!
カマタマーレは元気です!!

コメントありがとうございました~~~
ではでは

残留争い!

昨日は、お疲れ様でした!

敗戦のショックからか休憩も取らずに、雨の中、車を飛ばして9時半には帰宅しました!
(自動速度取り締まり機は多分大丈夫かな?笑い)

9時半からのマッチデイハイライトを見ましたがやっぱり0-3で負けてました(笑い)

なかなか眠れないので、先生から禁酒するように言われていましたが、500mlの缶ビールを飲みましたが、結局、寝れませんでした(苦笑い)

昼は、監督や選手の様子が気になったので、仕事の合間に練習見学に行きましたが、みんなリラックスしていました?(笑い?怒?)

昨日応援に行っていたサポーターも多数来ており、帰る時に清水選手と目があって、どんな声を掛けたら良いか判らず、「お疲れ様です」としか言えませんでした(笑い)

残り6試合ですが、讃岐はJ2昇格時は長野との入れ替え戦を経験していますし、昨年は、終盤の第40節に残留している経験が他チームよりか勝っていると思うので絶対残留してくれると思って最後まで応援します!

済みません、疲れと睡眠不足で取り留めのない文章ですが、23日の熊本戦までには、体調を整えてスタッフに応援に行きます!!!



Re: 残留争い!

アウェイ参戦お疲れ様でした。
車の運転もお疲れになったと思います。

私も同じくMDハイライトで確認しました。確かに0-3で負けてました。
そうですかそちらのMDも負けてましたかぁ・・・笑

お酒も少しなら薬かとお思いますし・・・
まずはゆっくりしてくださいね。

練習見学もお疲れ様でした
選手の様子がわかり少し安心いたしました。

あと6戦頑張っていきましょう。
けれど無理せず、頑張りすぎず・・・
楽しいと思うときだけボランティアしてください。
義務にしちゃダメですよ~~

コメントありがとうございました。
ではでは・・・

非公開コメント

プロフィール

がく 

Author:がく 








2017年 チャント集

2017 カマタマーレ 選手チャント
2017 カマタマーレ 選手チャント posted by (C)がくお

2017 カマタマーレ チームチャント
2017 カマタマーレ チームチャント posted by (C)がくお

ブログサブタイトル 

2017 J1侵攻編

カマタマーレ讃岐公式ホームページ
コチラから


2013年6月30日以前のブログはこちらです
とあるサポーターへの追憶~カマタマーレサポーター日記~


にほんブログ村 サッカーブログ カマタマーレ讃岐へ
にほんブログ村 



小学生では水泳を習ってました。水泳の脚力アップにサッカーを習いましたがむしろサッカーの魅力に取りつかれました。しかし小学校5年生からのスタートはハンデでした。伸び盛りのゴールデンエイジにまだサッカーをはじめていないこと。インターネットなどがなく、今ほど理論的な指導はなく、スクールなどは充実していなかったことなど。何よりその才能はサッカーの神様に愛されているとは到底言い難いものだったこと(泣)。選手としてはMF、DF最後はゴールキーパーとして15歳の試合を最後に(中学総体時)に引退しました。

月日は流れ・・・

その後もサッカーは好きで代表戦やJリーグを中心にサッカーを見ていました。トッププレーヤーのため息が出るほどの美しいプレーを見るたび、自身の才能のなさを嘆くこともありました。なぜサッカーをすることにおいて、サッカーの女神は私を愛してくれなかったのか?(同じ名前なのに鹿島の柴崎君は愛されているようです・・・笑)その答えは40歳を過ぎた時に明らかになる出来事がありました。わが郷土にJリーグを目指して闘い始めたサッカーチームが現れたのです。女神様は競技する才能を私に与えなかった。しかし、それと引き換えに「サッカーを愛する才能」をふんだんに授けてくれたたことに気が付きました。そしてその才能を充分発揮できる宝物も与えてくれました。今、私の才能・・・サッカーを愛する才能・・・のすべては一つのチームに注がれています。そのチームの名前はわが郷土から初めて誕生しようとしているプロサッカーチーム・・・「カマタマーレ讃岐」。このチームとともに神様が与えてくれたミッションを果たすべくすすむ大冒険をブログにつづりたいと思います(笑)

よろしくお願いいたします

(=゚ω゚)ノ


このブログタイトルについて

初めてカマタマーレの試合を観戦した時に目にした古参サポーターさんたちの情熱。とても感動したのを覚えています。それ以後、彼らの熱い思いをいつまでも振り返れるよう、そして自分自身が忘れないようにこのタイトルをつけました。

飛行士業

しかし、モデルとなった原作「とある飛空士への追憶」のようにさわやかなブログには程遠く「暑苦しく、無秩序に取り乱した文章」を書き散らかされております。ご容赦ください。ちなみに筆者イメージも原作とは程遠く「飛空士」というより「低牛」のほうがイメージに合致します(笑)

にほんブログ村 サッカーブログ カマタマーレ讃岐へ
にほんブログ村 

最新トラックバック

フリーエリア

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR