アウェイゲート体験記 セレッソ大阪戦 満員御礼

試合開始直前

障害者チケットを除くすべてのエリアの当日券が売り切れであるとの無線連絡が入る。


ホーム側B席は

これから来る「夢パス」のお子様人数が読めないので

若干余裕があるが売り切れは仕方がない。


しかしアウェイ席は間違えなく「満席」である。

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しかし、私の担当するエリアには

精神的にいくばくかの余裕があった。

配置されたボランティアさんをメインやバックホーム側に応援派遣する余裕がある。


これは私が優秀だからでは全然ない。

確かに常備兵力であるゲートボランティアは優秀な歴戦の勇者である。

ラバウルのゼロ戦隊ぐらい経験豊富な猛者である。

しかし一番の要因は

今回のアウェイサポさんが

百戦錬磨の「セレッソサポーター」であることだったと思う。



彼らは本能的に危険を予測したのか

混雑や駐車場難民を避けるために早くからの来場してくれていた。

待機列にテープや荷物を置き、

いち早く木陰などのすずしいところで体力を温存していた。

自販機やコンビニ・トイレの場所を把握すれば

瞬く間にサポーター間で共有して水分の補給に気を遣っていた。

そのほとんどの人が前売り券を購入しチケット難民になる事を回避していた。

などなど・・・・


彼らは自己の責任を持って今回のサッカーツーリズムを楽しんでいた。

質問もわれらボランティアスタッフしか知りえない情報・・・たとえば

授乳室や列整理時間などの情報に限られていた。


本当にありがたい

と言うか本物の歴戦のサポーター軍団である。

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一つエピソードがある

万全を期していたアウェイゲートでも予期せぬことが起きる。

今回は人員数の関係で

アウェイゲートには別ゲートに再入場ゲートを設けていない。

これは運営側に私の意見を汲んでいただいた形になる。

いわゆる私の責任である。

対1000人で考えた場合

なるべく限られた人員を効率よく活躍して

サービスのクオリティーを上げたいという狙いがあった。

入場ゲート兼再入場ゲートという通常の設定でのぞんだ。


それが裏目に出る。

あまりにも待機列が長すぎ

開場ラッシュ時に再入場ゲートスペースが同じテント内に確保できない。

その瞬間「まずい・・・・」と思った。


このリスクを想定していたか

歴戦のアウェイボランティアの一人が即座に青いプラ柵を外し

臨時の再入場ゲートを作る。


「セレッソさん・・気づくかな・・・出来ればまだ出てこないでくれ・・・・」

祈るようにそのエリアを見ながら少しでもラッシュの終了をめざし入場業務を行う。


然し願いむなしく初期入場者の人達は飲み物を求めてスタジアムから出てくる。

もし・・・・あの小さい臨時ゲートに気が付かなければ

ラッシュの入場ゲートを相当数の人が逆流する。

これは今ぎりぎり保たれているゲートの安全性を

一気に危険なものにしかねない。


再入場ゲートに配置している高校生にそこに導けとは言えない。

そんな訓練も指示もしていない・・・そもそも彼らには責任がない。

この瞬間、混乱することを覚悟した。

そう思った瞬間、セレッソサポさんは事態を理解したのか階段の最も左側を一列になり

ゆっくり下って臨時ゲートから出ていく

最初の集団がそうすればすべてそれに倣い秩序を保ちゲートをくぐる

おかげで最低限の密集を階段上で作るにとどめることができた。


「なにを当たり前の事を・・・」

・・・とセレッソサポさんは思うかもしれない。

しかし今日初めて来た讃岐のお客様にそれができたかと言えば

正直・・・・相当心細い。


彼らが「息をするぐらい」にできる安全配慮行動は

20年間で培われてきた観戦文化であり熟練した観戦マナーの結晶だと思う。

おかげで我がゲートは最も危険な10分間を乗り切りことができた。

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そして昨日紹介したように練習場建設の嘆願署名をしてくれたり

ウェルカムボードに返信やコメント書いてくれたり・・・・

楽ししいイラスト描く人やちびっこの元気な絵など様々。

本当に気のいい人たちでサッカー大好きなのだろう。

彼らのスタジアムがいつもいっぱいなのが理解できる。


応援は硬派な感じ

ついにカマタマーレ側の応援チャントはこちらのゲートでは聞こえなかった。

1000人の大迫力な歌声であった。




「また来てください」とは申し上げない

代わりに「約束の地へお戻りください。」と申し上げたい。

今日感じた

来年もぜひ戦いたいが

このカテゴリーにいてはいけないクラブである。

今日サポーターさん達と触れ合い強くそう感じた。


そして残念ながら私共はJ1へ行けない。

例え優勝しても

選手を取り巻く施設がそろっていないので

その高みを上ることはできない。

今はできない。

しかし、いつかそのステージに私たちが立てたなら

必ず、またお会いしましょう。

その時には今日初めて来た讃岐の観戦者は立派なサポーターになっているでしょう。

立派な讃岐の観戦文化を携えて長居を訪れる事でしょう。

そんな日が早く来ますように・・・・



本当にご来場ありがとうございました。

残りシーズンの貴チームの健闘をお祈りしています。


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コメント

セレッソサポーターについて

勝利、おめでとうございます!まれに出現します香川出身の大宮サポーターです。
今回の試合、結婚式があって生観戦できませんでしたが、嫁が大剛のカマタマユニフォームを着て実況中継し続けたお陰である意味試合を見るよりもハラハラドキドキしながら90分を過ごした気がします。『入ったー!!』のLINEが来た瞬間には『ど、どっちに??』と思って変な声が出てしまいました。

さて、セレッソサポーターですが、彼等素晴らしいですよねぇ。我々大宮サポーターも彼らには多大な恩があって。
過去うちに所属していた塚本というサイドバックが、骨肉腫にかかって引退に追い込まれるということがありました(本人は再びプレーするという意思があるので正確には引退ではないのですが)。
そして彼が手術に臨むことをサポーターに報告した試合の相手がまさにセレッソだったのですが、『ガンに負けるな』という段幕を出してくれて。そして彼のチャントを僕らと一緒に歌ってくれて。今でも思い出す度に涙目になります。

あ、塚本元気になってますよ。リハビリをすすめ、マラソン完走したりしてます。マラソン完走時には、またしてもセレッソが『塚本マラソン完走おめでとう』と段幕だしてくれるというおまけつき(笑)

我々大宮サポーターは所謂ヌルサポと言われますが、川崎と並んでセレッソもそうなんだろうなと勝手に共感している次第です。讃岐も…見ている感じきっとヌルサポなんでしょうね(笑)

ヌルさ上等、優勝するまで優しくサポートしてやるわ!と個人的には思っております。


では、また。

Re: セレッソサポーターについて

ありがとうございます
8試合ぶりの勝利
ホームでは4月9日以来115日ぶりの勝利です(笑)
もはや荒行レベルの経験でしたが故に感動もひとしおで・・・・

しかし新しいお客さんが大勢いた前で勝利できたのが営業的には大きいですねぇ・・
「また来たい!!」ともってくれたらと願うばかりです。

あとはヤンマーのライバルメーカーのタダノさん(香川本社)が
冠試合スポンサーしてくれてまして
ここがまた喜んでくれていたらと思うといろいろうれしい。
基本、今節はタダノさんの招待客や社員さんが多く見に来てくれていたみたいです。

ニヤニヤしてしまうことが山盛りです。


私はまだじっくり試合を見ていないのですが
大剛がドリブルで駆け上がっていく瞬間がすさまじく「かっこよかった」らしく
女子がキャーキャーで男子は鳥肌もの
本当に実力人気共にとんでもないレベルの人が来てくれて感激です。
奥様にもよろしくお伝えください(笑)

そうですか
セレッソサポさんとはそういう交流があるのですね。
ただ応援は熱いし、若干やんちゃなところもあります。
そのあたりはさすがにJ1だと思いました。
うちの警備と「柵のり」についていろいろ意見が違ってばたばたしたと聞きましたし・・・
まぁ・・Jリーグっぽい光景でした
いつもはあまり見ない光景でした。

ほとんどの方はあつくていい人
一部ちょっとだけあつくてやんちゃな人
いい具合にブレンドされているのかもしれませんね。

うちも応援のスタイルについてはいろいろ議論されてまして
ただみんなの総意は
「お互いのスタイルを押し付けない」
「違うスタイルも認めリスペクトする」
と言うところになっています。

ある意味でセレッソサポさんのハイブリット具合は
参考にさせていただけるところが多いのかもしれませんねぇ・・
もちろん大宮さんやジュビロさんと言った昨年戦ったサポさん達も大いに勉強になりました。

またコメントくださいね
是非丸亀に大剛見に来てくださいね

ではでは・・・


セレッソサポーターについて

確かに柵乗り出しは録画を見ていてあらー…とは思いました。
ヌルサポといいつつ、うちもペットボトルをスタジアムに投げ込んで処分受けたりと色々な人はおります。うちの場合J1無敗記録を作った辺りでサポがやや荒くなり、ルール違反をするサポは増えた印象です。
そういった熱いサポとのミックスの仕方が見つからず四苦八苦するのですが、それは桜もうちもどのクラブも抱えうる成長痛みたいなものなんだろうなぁと捉えています。
今のところうちの場合クラブ・サポ共に自浄作用はそれなりに働いておりますが、ルール違反はしない形での熱さを持つよう気を付けたいものですね。

一つ関連して思うところとしては讃岐の場合、サポーターを取り合うクラブが近隣に存在しないため、比較的他クラブとのサポーターによる差別化を考える必要がないのは羨ましいところだな、と思います。自分達でクラブの雰囲気を決められるんだ、と。
我々は近隣に赤い人たちが先行して存在しているためどうしても彼等を意識した振る舞いをしてしまいますので。(とても癪なのですが(笑))
(讃岐も隣に岡山がおりますけど、香川出身の身としては瀬戸大橋を越えながら帰属意識を持てるのかという点は疑問でして)

個人的には讃岐のコルリは優秀と思いましたし、多くの人に受け入れられるスタンスでリードに臨んでいるように見受けられました。
応援をリードする彼が讃岐サポのこれからのあり方を大きく決めるんでしょう。そう考えればなんとなく明るい未来が見えますよ。一度しか讃岐のゴール裏に潜り込んでいない中無責任に言いますが(笑)


メインメッセージではないところで長々とすいません。なんとなく讃岐が勝って上機嫌なので色々語りたくなった次第です。

またこちらに書き込みしに来ますし観戦に行きますね。丸亀競技場は学生時代部活動の関係で利用する機会が多かったので、個人的な思い入れもあります。
その時は是非こちらに連絡させてもらいますね。

では。

Re: セレッソサポーターについて

お返事ありがとうございます。
お話を聞いて私たちの直面する疑問はまだまだ入口であることに気が付きました。
J1クラブさんであるセレッソさんや大宮さんでも
そのことについて明確な答えを探している。
いや明確な答えがないのでどこでその共存を図るかという按配を探している感じでしょうか・・

幸い我らは今は一枚岩を維持しています。
極端な問題行動をとる人物は聞いたことがありません。
しかし、平均動員数が大きくなればなるほどいろいろな考え方の人間がいて当たり前
その人たちがグループ化して組織化していくでしょう。

今回の動員成功の裏側でもあるとお思います。
コツコツ話し合いを絶やさず
お互いのスタイルを
表現方法をリスペクトして仲良くやっていきたいと思ってます。

まぁ・・ホームは全然応援参加できていませんが…汗

確かに客を奪い合う事はないです。全県にして唯一無二のクラブです。(笑)
将来的には0%ではないですが香川県の経済力では支え切れないでしょう。
其処は神様に感謝したいと思います。

その苦労はないかもしれませんが
THE ダービー と言う盛り上がりは少しうらやましいかも・・・笑

CLは立派な男です
これまでも荒れるスタンドをうまく治め
笑いある陽性なものにしてくれます。

さて、次節は
苦手な山形
苦手な大黒です(笑)
セレッソ戦後の連敗とかの
ジンクスと戦います。

ぜひ日曜日はご注目くださいね。
大宮さんお健闘祈ります。沼田よろしくです。(笑)

ではでは
コメントありがとうございました。


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2013年6月30日以前のブログはこちらです
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小学生では水泳を習ってました。水泳の脚力アップにサッカーを習いましたがむしろサッカーの魅力に取りつかれました。しかし小学校5年生からのスタートはハンデでした。伸び盛りのゴールデンエイジにまだサッカーをはじめていないこと。インターネットなどがなく、今ほど理論的な指導はなく、スクールなどは充実していなかったことなど。何よりその才能はサッカーの神様に愛されているとは到底言い難いものだったこと(泣)。選手としてはMF、DF最後はゴールキーパーとして15歳の試合を最後に(中学総体時)に引退しました。

月日は流れ・・・

その後もサッカーは好きで代表戦やJリーグを中心にサッカーを見ていました。トッププレーヤーのため息が出るほどの美しいプレーを見るたび、自身の才能のなさを嘆くこともありました。なぜサッカーをすることにおいて、サッカーの女神は私を愛してくれなかったのか?(同じ名前なのに鹿島の柴崎君は愛されているようです・・・笑)その答えは40歳を過ぎた時に明らかになる出来事がありました。わが郷土にJリーグを目指して闘い始めたサッカーチームが現れたのです。女神様は競技する才能を私に与えなかった。しかし、それと引き換えに「サッカーを愛する才能」をふんだんに授けてくれたたことに気が付きました。そしてその才能を充分発揮できる宝物も与えてくれました。今、私の才能・・・サッカーを愛する才能・・・のすべては一つのチームに注がれています。そのチームの名前はわが郷土から初めて誕生しようとしているプロサッカーチーム・・・「カマタマーレ讃岐」。このチームとともに神様が与えてくれたミッションを果たすべくすすむ大冒険をブログにつづりたいと思います(笑)

よろしくお願いいたします

(=゚ω゚)ノ


このブログタイトルについて

初めてカマタマーレの試合を観戦した時に目にした古参サポーターさんたちの情熱。とても感動したのを覚えています。それ以後、彼らの熱い思いをいつまでも振り返れるよう、そして自分自身が忘れないようにこのタイトルをつけました。

飛行士業

しかし、モデルとなった原作「とある飛空士への追憶」のようにさわやかなブログには程遠く「暑苦しく、無秩序に取り乱した文章」を書き散らかされております。ご容赦ください。ちなみに筆者イメージも原作とは程遠く「飛空士」というより「低牛」のほうがイメージに合致します(笑)

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