2人の少年 その①



今節で触れた二人の少年のエピソード。


一人の少年はサッカーの楽しみ方を一生懸命探している途中なのだろう。

とても慎重で奥手であった。

おそらくとてもとても優しいのだろう。

性格から、サッカーをする時

自分をどう表現していいかわからないように思えた。


少年の感性を損ねないよう細心の注意を払いながら

ピカスタに向かう道中、車内でこんな会話をする。


「いつもは土のグラウンドだ練習してるよね??転んだら痛いんじゃないかな??

友達転ばせちゃったらびっくりするかもしれないね??かわいそうだよね。

だけど今日試合するグラウンドは

フカフカの芝生だよ。転んでもだれも痛くない。思いっきりボール追いかける事だけ楽しんで!!」


その時の少年は半信半疑であった(笑)

そりゃそうだろう。

今練習しているコートと遠征先の

土のグラウンドが彼のサッカーの世界の総てだと思う。


しかし

スタジアムが見え始めてその巨大さに驚きの声を挙げる。

はためくJリーグフラッグ・・・

そしてカマタマーレ讃岐のクラブ・フラッグ・・・


大きなスカパー中継車両。

たくさんの警備員。


今からここでプロフェッショナルの試合が開催されることを感じて

見るものすべてにテンションが上がる。

そしてマラソン第3ゲートから垣間見える緑色のピッチ。

「わぁ・・・」という言葉が漏れる。


そして少し私は自身に「反省」

これは僕たちがいつの間にか感じなくなった高揚感・・・。


Jフラッグを見た時のこのテンションは

もはや忘れかけていた懐かしい情熱。


ほんの少し前まで「もう届かないのではないか・・・」とさえ思い

身がよじれるほど・・・恋い焦がれていたのに。。。(笑)


いや思い出さねばいけない。

僕たちは思い出さねばならない。

この旗が讃岐の地で翻っていることに、

感謝と興奮を、もう一度感じなおさなければならない。



・・・そんなことを思った。



果して彼はフカフカの芝生で思いっきり仲間たちとサッカーを楽しむ。

どんなプレー・・経験だったかはゲート業務をしていてわからない(笑)

だが、興奮気味にな仲間たちとスタジアムから出てきたのを見れば

今日の試合はいつもと違う刺激的なものだったのだろう。

.゚+.(・∀・)゚+.


更にエスコートキッズの栄誉を得たらしい。

弱冠8歳、小学2年生。

緊張するのはかわいそうだが

是非トップチームの選手を肌で感じなにか新しい力を得てくれたら・・・


よそ様のお子さんだがそんなこと思う。


かれは立派に勤め上げた。

私は恐らくアウェイ選手のだれかと入場するだろうと思っていた。

11人と11人しかいないのでホームに当たる確率は50%だし

より年少者がホーム側の選手と手をつなぐことが多いからである。

それでも現役サッカー選手に触れることなどめったにない。

素敵な体験になると思った。



しかし彼は「カマタマーレの10番」と手をつなぎ

堂々と入場してきた。

はじめてとは思えないくらい堂々と。



ああ・・・サッカーの神様・・・ありがとうございます。



果して試合が終わる。

私は撤収作業がある・・。

それを終えねば自宅まで送れない。


その間、お礼にとボランティアの申し出も受けたが

「せっかく来たのだから・・・」と選手の出待ちをすすめる。


私が到着するまでの間は少し長かったかもしれなくて申し訳なかったのだが、

丁度・・・私の合流ぐらいから選手が出てくる。


少年と私・・・二人、勇気を振り絞り10番を待つ

(実は待ちきれず、3番と19番にレガースにサインをいただく(笑))

果してあらわれた10番 高木和正

私、「高木さん!!今日一緒に手をつないだ子です。サインしてあげてくれますか??」

少年、「お願いします!!」

「お~~!!!」そう言って嬉しそうにサインに応じ、

笑顔で写真に収まってくれるわれらが10番。


今日の試合展開を考えれば笑顔ですべてに応じることは「相当しんどい」はずなのに・・・。

初めて来た少年の夢を壊さず、優しくふれあってくれる選手たち。

とても、とても感謝したい。


航大コーチにも隼斗さんにも・・・・



帰りの車の中

彼が思わぬことを言う。

全カマタマーレサポ感涙の発言

「今まで尊敬するサッカー選手と聞かれたらあまりわからないので本田選手・・・去年は親戚のお兄ちゃんと書いた・・・」

「だけど・・これからなりたい選手を聞かれたら必ず『カマタマーレの高木選手』と答える」


サインをいただいた帽子の柄の部分を握りしめ

「おかーさんこのサインの部分絶対洗わないでね」


(つД`)ノ

(つД`)ノ

(つД`)ノ

・゚・(つД`)・゚・



うちの選手のサインをこんなにも大切に扱ってくれて

尊敬する目指す選手を高木選手と言ってくれてありがとう。


私の今節は(試合結果は真に残念なところがあるが)

大きな大きな収穫があった一日であった。


もちろんフィクションではない!!!

証拠

2222.jpg


この活動を続けよう!!

この方向は間違ってない!!


今はそれを信じることができるエピソードを手に入れた事を喜ぼう!!

いつか満員のピカスタで彼の様な少年たちであふれる日を夢見て。









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色々な角度からカマタマーレが語られます

ぜひのぞいてみてくださいね!!










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コメント

No title

なんとグッとくるエピソード。
我々がJリーグにいるという幸せをいつの間にか忘れてしまってました。
この少年が経験したこの日の出来事と興奮はいつか彼の周りに浸透していくと信じます。

しかし和正、男前だねえ!

高木選手、ほんと素敵です😭疲れてる中の、この笑顔!尊敬します😊
同じさぬき市出身として、ほんと誇りに思いますね〜♫これからもご活躍を期待したいと思います❗️

メット様

コメントありがとうございます。
いやーたった1900人でも新しいドラマというか、出会いがあるものですねぇ。
アクア氏の新しいお客様のエピソード。
私のエピソード。
そして互いの「気づき」。
まだまだこれからカマタマーレは大きくなります。
和正、男前でした。(=゚ω゚)ノ

やぎちゃんさんへ

コメントありがとうございます。
本当に優しかったのです。
少年が勇気を出して話してるのを
感じてくれたのでしょう。

郷土のほこりですな!
ありがとう和正ー!

またコメントくださいね。
(=゚ω゚)ノ
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がく 

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2013年6月30日以前のブログはこちらです
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小学生では水泳を習ってました。水泳の脚力アップにサッカーを習いましたがむしろサッカーの魅力に取りつかれました。しかし小学校5年生からのスタートはハンデでした。伸び盛りのゴールデンエイジにまだサッカーをはじめていないこと。インターネットなどがなく、今ほど理論的な指導はなく、スクールなどは充実していなかったことなど。何よりその才能はサッカーの神様に愛されているとは到底言い難いものだったこと(泣)。選手としてはMF、DF最後はゴールキーパーとして15歳の試合を最後に(中学総体時)に引退しました。

月日は流れ・・・

その後もサッカーは好きで代表戦やJリーグを中心にサッカーを見ていました。トッププレーヤーのため息が出るほどの美しいプレーを見るたび、自身の才能のなさを嘆くこともありました。なぜサッカーをすることにおいて、サッカーの女神は私を愛してくれなかったのか?(同じ名前なのに鹿島の柴崎君は愛されているようです・・・笑)その答えは40歳を過ぎた時に明らかになる出来事がありました。わが郷土にJリーグを目指して闘い始めたサッカーチームが現れたのです。女神様は競技する才能を私に与えなかった。しかし、それと引き換えに「サッカーを愛する才能」をふんだんに授けてくれたたことに気が付きました。そしてその才能を充分発揮できる宝物も与えてくれました。今、私の才能・・・サッカーを愛する才能・・・のすべては一つのチームに注がれています。そのチームの名前はわが郷土から初めて誕生しようとしているプロサッカーチーム・・・「カマタマーレ讃岐」。このチームとともに神様が与えてくれたミッションを果たすべくすすむ大冒険をブログにつづりたいと思います(笑)

よろしくお願いいたします

(=゚ω゚)ノ


このブログタイトルについて

初めてカマタマーレの試合を観戦した時に目にした古参サポーターさんたちの情熱。とても感動したのを覚えています。それ以後、彼らの熱い思いをいつまでも振り返れるよう、そして自分自身が忘れないようにこのタイトルをつけました。

飛行士業

しかし、モデルとなった原作「とある飛空士への追憶」のようにさわやかなブログには程遠く「暑苦しく、無秩序に取り乱した文章」を書き散らかされております。ご容赦ください。ちなみに筆者イメージも原作とは程遠く「飛空士」というより「低牛」のほうがイメージに合致します(笑)

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