初めて見る方へ ~木島の時間とは~



初めてサッカーを見る人が讃岐の地に存在し、

「どうやってみればいいのかわからない」と聞かれることが多々ある。


年配の方や女性によく聞かれる。

私の体験で少し聞いてほしいエピソードがある。

(もうカマサポにとっては当たり前で・・・何をいまさらな内容なのだが・・・笑)

今年、はじめてピカスタに行ってみようと思っている方にお話したい。

そしてそこで多くの人に尋ねてほしい。

背番号33番のベテランストライカーについて。

そして下記に書くエピソード以上にいろいろな話を聞けると思う。


彼のエピソードは10人サポーターがいれば

10通りのエピソード・・・・木島良輔論が存在する。


彼を追いかけながら観戦する

一つの楽しみ方である。

試合結果はコントロールできないが

観戦を楽しむことはちょっとした工夫でできる。

そして時としてとんでもない興奮をもたらすことがある。

これもサッカーのだいご味である。


彼は36歳

背番号33

ストライカーどころかサッカー選手としても高齢である。

しかし彼から放たれるオーラやプレー

そして結果はいつも我らを魅了する。


IMG_6531.jpg



昨シーズン

アウェイ最終戦

千葉はフクアリスタジアム

試合開始から60分たって木島良輔選手は途中登場。


試合後、弟が・・・

東京在住の生き別れの弟(笑)が私に発した言葉。


「カマタマーレサポは木島が出ると異様に盛り上がる・・・・」


この言葉がすべてを物語る。


その通りです。

否定しません。

そう、我らにとって彼は共通の「特別な存在」である。


正確に言うと「盛り上がる」ではない

「目が据わる」である。


なぜなら

良輔がピッチに投入される局面は総攻撃の時間である。

激しい打ち合いの始まりであり

讃岐の攻撃圧力が敵陣に向かって激しく流れていく潮目のときである。

201601101202136ad.jpeg


そこまで選手・サポともに耐え忍んでいることが多く、

遠からず被弾することも覚悟・・・・・

そういう鬱積した戦局での登場であるが多い。

故に彼の登場は一種の「解放」であり、

独特の熱狂を作り出す。


また戦術に精通したベテランサポも

私のような戦術素人も

攻撃をメインにした交代であると「共通認識」できる数少ないサインである。


そして誰の目にも明らかなほど明確に

そして動物的に

執拗に

彼はゴールを狙う。



天性のストライカーなのだろう。

そして本当に得点してしまう。

松本時代に登場のチャントが終らないうちに得点してしまった伝説があるぐらい

本当にここぞというところで得点してしまう。


伝説の登場チャント終らないうちのゴールシーン




あの日のフクアリでも

彼が何度もトライしているのがわかる

ゴール裏で応援する我らは

だんだんゴールネットを揺らす予感が膨らむ。


登場直後は高い位置から仲間が奪って放ったラストパスが

足元に収まらない。

その直後、誰はばかることなく「前へくれ!!!」との激しいゼスチャー



65分 ボール収まるもヒットせず、キーパー左にボールが流れる。

「ああ~」というアウェイエリアにため息があふれる。

しかし、その直後

「ガァアアンン」という大きな金属音。

良輔が悔しさの表現か・・・ポストを蹴りあげる音がスタジアムにこだまする。


もはや彼の咆哮にしか聞こえない。

ますます目が据わり、意味不明の雄たけびが上がるアウェイエリア(笑)


74分

カウンターから高木、沼田と渡りラストパス

今度はヒット!!!

然しわずかにマウスの外

ポストの外側にそれていく。


このあたりから圧倒的に少数のカマタマーレサポのチャントをスカパーマイクが拾いだす(笑)

もうゴール裏がいかにトランスしているかお分かりいただけると思う。

この大応援団相手にチャント(応援歌)響かすのは・・・相当トランスしてます(笑)
IMG_6582.jpg



彼への声援は不思議と非難めいたものにはならない。

なんか・・・そんな気がする。

「いいぞ!!あと少し!!あと少し!!」

「ナイスチャレンジ!!もう一回!!!もう一回!!!」

「きたぁぁぁああああ・・・・・・ああ・・・・・ちくしょ~」


彼が見せるピッチでの悔しがり方と同じリアクションを

ゴール裏でもしている。

それほど彼と同化しているのだ。


80分ついにその願いが結実する。

GK清水からリスタートしたボールは

永田を介して

地上にはわずか1バウンドをしたのみの状態から

木島から放たれた一撃でゴールに吸い込まれる。


スカパー解説者は「千葉の希望を打ち砕く一撃」と評したそうだ。


現地はまさにそんな感じ

スタジアム全体は冷たいアイスクリーム

然しほんの一部に熱いチョコレートがかかり

湯気が上がっている。


大盛り上がりの熱気の先に

身じろぎひとつしていない静寂が見える。


この瞬間はたまらない

相手チームからすれば迷惑千万な話であるが・・・・。

アウェイ遠征サポーターとしては至福の瞬間である。


こんな楽しみ方が丸亀でもできるとおもう。

もちろん33番でなくていい。

お好みに合わせ9番でもいいし19番でもいいし10番でもいいと思う。


無理にサッカー全体を難しく見ようとしなくてもいいと思う。

野球にイチローを見に行くように

特定選手を見ながら観戦するのも楽しいものである。

是非はじめていらっしゃる方お試しあれ。

2015.11.23
J2リーグ 42節

https://www.youtube.com/watch?v=_dnnJPIyTU8



今日は香川情報ブログの方にメッセージです。



2016シーズンカマタマーレ情報満載のブログ

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コメント

No title

本年もよろしくお願いいたします~。

2013年5月1日のFC琉球戦。テレビ観戦。
これが あたしの木島良輔との出会いでした。

GWに突入して香川に戻り、テレビの録画を見ようとしたら、長男が興奮した様子で

「なんか凄いのが来た!鷹みたいなんが来た!」

とネタバレしてくれたのを今でも思い出せます(笑)。

J2に上がって初めてキジがピッチに足を踏み入れたホーム札幌戦。
まるで地球のピンチを救いに来たウルトラマンでも現れたような空気の変わりようも忘れられません。

そして この千葉戦、あたしはお酒をいただきながらバーで観戦してたんですが、仰る通り、まさに「同化」してました。

ゴールを決めた時、自分が決めたかのように

「見たかぁぁぁーっ!!」

って吠えてました(笑)。

キジは最高のおつまみですね(笑)。

Re: GAME様

こちらこそ 本年もよろしくお願いいたします~

そうなんです!!まったく同意です!!
彼が活躍した時に思うことはまさに
「見たかぁぁぁーっ!!」 です。私もそうです。

讃岐は貧乏で弱小かもしれないし、試合はいつも防戦一方かもしれない
・・・・けどちゃんと戦う武器があり、牙があることを相手に知らしめたい。
そんな気持ちをいつも救ってくれた一撃ですよね。
彼のゴールは

故に「見たかぁぁあああ!!!!」と相手スタンドに向かって咆哮&ガッツポーズになりがちです。
我ながら子供ですね。

何度もカマタマプライドを救ってもらいました。
今年も彼の活躍は楽しみです。
新たな攻撃陣も加わりましたので彼の活躍の可能性も広がったのではないかと思ってます。

コメントありがとうございました。
今シーズンもよろしくお願いいたします~


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プロフィール

がく 

Author:がく 








2017年 チャント集

2017 カマタマーレ 選手チャント
2017 カマタマーレ 選手チャント posted by (C)がくお

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2017 カマタマーレ チームチャント posted by (C)がくお

ブログサブタイトル 

2017 J1侵攻編

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2013年6月30日以前のブログはこちらです
とあるサポーターへの追憶~カマタマーレサポーター日記~


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小学生では水泳を習ってました。水泳の脚力アップにサッカーを習いましたがむしろサッカーの魅力に取りつかれました。しかし小学校5年生からのスタートはハンデでした。伸び盛りのゴールデンエイジにまだサッカーをはじめていないこと。インターネットなどがなく、今ほど理論的な指導はなく、スクールなどは充実していなかったことなど。何よりその才能はサッカーの神様に愛されているとは到底言い難いものだったこと(泣)。選手としてはMF、DF最後はゴールキーパーとして15歳の試合を最後に(中学総体時)に引退しました。

月日は流れ・・・

その後もサッカーは好きで代表戦やJリーグを中心にサッカーを見ていました。トッププレーヤーのため息が出るほどの美しいプレーを見るたび、自身の才能のなさを嘆くこともありました。なぜサッカーをすることにおいて、サッカーの女神は私を愛してくれなかったのか?(同じ名前なのに鹿島の柴崎君は愛されているようです・・・笑)その答えは40歳を過ぎた時に明らかになる出来事がありました。わが郷土にJリーグを目指して闘い始めたサッカーチームが現れたのです。女神様は競技する才能を私に与えなかった。しかし、それと引き換えに「サッカーを愛する才能」をふんだんに授けてくれたたことに気が付きました。そしてその才能を充分発揮できる宝物も与えてくれました。今、私の才能・・・サッカーを愛する才能・・・のすべては一つのチームに注がれています。そのチームの名前はわが郷土から初めて誕生しようとしているプロサッカーチーム・・・「カマタマーレ讃岐」。このチームとともに神様が与えてくれたミッションを果たすべくすすむ大冒険をブログにつづりたいと思います(笑)

よろしくお願いいたします

(=゚ω゚)ノ


このブログタイトルについて

初めてカマタマーレの試合を観戦した時に目にした古参サポーターさんたちの情熱。とても感動したのを覚えています。それ以後、彼らの熱い思いをいつまでも振り返れるよう、そして自分自身が忘れないようにこのタイトルをつけました。

飛行士業

しかし、モデルとなった原作「とある飛空士への追憶」のようにさわやかなブログには程遠く「暑苦しく、無秩序に取り乱した文章」を書き散らかされております。ご容赦ください。ちなみに筆者イメージも原作とは程遠く「飛空士」というより「低牛」のほうがイメージに合致します(笑)

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