カギは戻ってきます

滝川クリステルさんの名スピーチ

「もし皆様が東京で何かをなくしたならば、ほぼ確実にそれは戻ってきます。例え現金でも・・」

これは東京の治安の良さをアピールする非常に素晴らしい事例紹介だと思った。



先日の横浜FC戦は悔しい結果となった。


試合会場を後にするカマタマーレ側のサポーターの顔は元気がない。

僕らは横浜側、讃岐側、分け隔てなく来場のお礼を笑顔でした。

故にそのサポーターの「反応」でテンションがわかる。



その元気のない集団の中から「少年と母親」が近づいてくる。

バス停の場所かタクシー乗り場の確認かな??と思い事情をうかがう。

何と息子さんが「自転車の鍵」を紛失したらしい。

とてもお困りの様だし、少年も気丈にふるまっているが内心「落胆」している事と思う。




しかし、しかし・・・・




極小の自転車の鍵。

目につくかどうか・・・・


見つけても拾い上げ、わざわざ届ける「ゆとり」がいまあるかどうか・・・

この落胆したサポの行進のさなか、そのエネルギーが残っているだろうか???



少し絶望的な気持ちになりながらもそのことを悟られぬよう

「本部に落し物の問い合わせをしてみます!!」と答える。



見つからなくてもしっかりした対応をすれば

束の間の「期待と安心感」ぐらいは・・・・差し上げたく思う。



トランシーバーから「落とし物の確認」の連絡を入れる。


「こちらアウェイゲートリーダーより各ゲートリーダーおよび本部スタッフへ。

落し物の確認願います。小学生らしいお客様が自転車の鍵をお探しです。どちらかに届いていないでしょうか??」


数秒の沈黙の後


「こちらバックスタンド案内担当です。自転車の鍵、落し物1点お預かりしております」

との回答。


「落し物で自転車の鍵が1点届いているそうです!!」

そう答えるとパッと明るくなる少年。

大事な自転車なのだろう。

親子さんをバックスタンド総合案内所にお連れする


結果

「それです!!そのカギです!!」

私が想像した以上に「小さい鍵」と想像以上の「歓喜」の親子。

その探していたカギはしっかり落とし物として届いていた。


総合案内前でも試合内容に落胆した「聖者の行進」は続く。

よく似た状況下で見つけた落とし物の鍵を

蹴飛ばしたり池に投げ捨てる残念な「光景」をこれまで人生経験で見てきた。



しかし、決して人を気遣う気持ちを忘れず困った人を助けたいと思うサポたちがカギを届けた。


当たり前のことかもしれないとはわかっている。


しかし・・・

もし届いてなければ少年の今日の思い出は苦々しいものになっただろう。

一生懸命応援し、試合に敗れ、あまつさえ大事な自転車の鍵をなくす。

落し物でも届いていない。


彼の一日はとても悲惨だ。

カマタマーレの応援に2度と来たくなくなるかもしれない。

届けていただいた方、カマタマーレの応援にいらした方かと思うが

少年の大切な思い出をお守りいただきボランティアの一員として感謝申し上げます。


彼は10年後、天才プレーヤーとしてカマタマーレに入団し

得点を量産するかもしれない。


未来の英雄の夢を救ったのだ。

とても誇らしい。





「もし皆様が丸亀競技場で何かをなくしたならば、ほぼ確実にそれは戻ってきます。例え現金でも・・」










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小学生では水泳を習ってました。水泳の脚力アップにサッカーを習いましたがむしろサッカーの魅力に取りつかれました。しかし小学校5年生からのスタートはハンデでした。伸び盛りのゴールデンエイジにまだサッカーをはじめていないこと。インターネットなどがなく、今ほど理論的な指導はなく、スクールなどは充実していなかったことなど。何よりその才能はサッカーの神様に愛されているとは到底言い難いものだったこと(泣)。選手としてはMF、DF最後はゴールキーパーとして15歳の試合を最後に(中学総体時)に引退しました。

月日は流れ・・・

その後もサッカーは好きで代表戦やJリーグを中心にサッカーを見ていました。トッププレーヤーのため息が出るほどの美しいプレーを見るたび、自身の才能のなさを嘆くこともありました。なぜサッカーをすることにおいて、サッカーの女神は私を愛してくれなかったのか?(同じ名前なのに鹿島の柴崎君は愛されているようです・・・笑)その答えは40歳を過ぎた時に明らかになる出来事がありました。わが郷土にJリーグを目指して闘い始めたサッカーチームが現れたのです。女神様は競技する才能を私に与えなかった。しかし、それと引き換えに「サッカーを愛する才能」をふんだんに授けてくれたたことに気が付きました。そしてその才能を充分発揮できる宝物も与えてくれました。今、私の才能・・・サッカーを愛する才能・・・のすべては一つのチームに注がれています。そのチームの名前はわが郷土から初めて誕生しようとしているプロサッカーチーム・・・「カマタマーレ讃岐」。このチームとともに神様が与えてくれたミッションを果たすべくすすむ大冒険をブログにつづりたいと思います(笑)

よろしくお願いいたします

(=゚ω゚)ノ


このブログタイトルについて

初めてカマタマーレの試合を観戦した時に目にした古参サポーターさんたちの情熱。とても感動したのを覚えています。それ以後、彼らの熱い思いをいつまでも振り返れるよう、そして自分自身が忘れないようにこのタイトルをつけました。

飛行士業

しかし、モデルとなった原作「とある飛空士への追憶」のようにさわやかなブログには程遠く「暑苦しく、無秩序に取り乱した文章」を書き散らかされております。ご容赦ください。ちなみに筆者イメージも原作とは程遠く「飛空士」というより「低牛」のほうがイメージに合致します(笑)

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