2015/09/24
応援の個人的見解です。
よみたくない方はスル~奨励です!!!

まさに怒号
行き場のないエネルギーがマイナスの方向に吹きだしている自覚がある。
怒号の中には子供の声も混じる。
女性の声も混じる。
野太い男性の声・・・
耳を覆いたくなるような内容。
隣席にいた観戦者が「こんなに荒れたスタンドは初めて・・・・」とつぶやく。
荒れるスタンド
繰り返される野次、怒号。
敗戦後の「このスタンド状況」・・・・賛否はわかれるし、
応援スタイルは人それぞれあるし
その人の責任において行動すればいい。
ただそれまでの一糸乱れぬ応援とその声量そして気迫は
相手選手を相手サポーターをひるませ
大いなる不安を与えうるに充分な威力だった。
しかし・・・その大声援がたどり着いた先は
3連敗、降格危険水域目前という結末。
結果、コントロール不能な感情が連鎖する。
私は2月間スタジアム観戦していない。
この状況下を諌め、沈静化できる術を持たない。
いや、正直に言うと
その正解がどこにあるのかもわからない。
個人的な感想を書けば
ここまで育み育ててきたクラブを、
ぶっ倒れるまで走った選手を、
口汚くののしることもなかろう・・・・と怒りを含みながら思った。
先人サポたちが築いてきたサポと選手との関係を壊れてしまわないかハラハラした。
ただ「負ければ非難されるのもプロ」という見識もある。
イタリアで活躍する日本を代表する選手が披露している心情である。
声をあらげている人を100%否定できない。
そこも真実である。
選手があいさつに整列する。
真っ先に山本がサポの至近距離に立つ。
「今日は何を言われても仕方ない。サポの叫びを一身に受ける」
そんな気迫を彼から感じる。
彼自身、狂おしいほど無念の思いを抱えて立っているのががわかる。
その時
コールリーダーが90分間握りしめたハンドマイクを広げて選手を促すようなしぐさをする。
「何か伝えたいことがある」
察知した選手が整列したまま耳を傾ける。
かれは静かに話し出した。
(ここからは断片的な記憶しか無くて恐縮だが・・・・)
「もっと頑張ってほしい・・・。いや頑張っているのはわかっている。
おれたちだって声はまだ小さいし、お客さんも少ない・・・
もっと声を出す、たくさんのお客さんでもっと応援する
もっと頑張る。だから選手たちももっと頑張ってくれ」
最初に山本が手を大きく上げ拍手をする
それに続き選手が拍手。
そしてアウェイスタジアム全体から拍手。
その拍手はスタジアム全員で熱狂的に拍手したわけではない。
もてあますエネルギーを制御するのに苦労している人が多数存在する。
引き上げていく選手らに恒例の「カマタマーレ」コールを行うことはなかった。
引き上げていくさなか木島良輔が振り返り
立ち止まり、戻って何かを伝えようと踏み出す。
その直後、誰かに制止されそのまま引き上げた。
木島良輔が我らに何を伝えたかったかは永遠にわからない。
我らに対する強い不満だったのか、あるいは建設的な決意表明だったのか。
いまとなってはわからない。
だが私には後者に思えてならない。
彼の表情から察するに
「必ずその期待に応える。もう少し辛抱してくれ」と書いてあるように思える。
そばにたたずむサポーターが
「監督が・・・監督が何か言いたそうなのをそばのスタッフの人が懸命に抑えていたねぇ・・・」
私はその時まで監督が近くに来ていたことに気が付かなかった。
しかし・・・・
ああ・・・あり得る・・・・・・
あの人は熱い・・・・
自分の愛した選手たちが非難される事に耐えられない。
指揮官として管理職としてどうなの??との意見もあろう。
けど・・・そんな超人間臭さい男を我らは指揮官にしている・・・・
そしてその事実がちょっぴり私は好きなのだ。
愛すべき体育教師の様で好きなのだ。
水も漏らさぬ鉄壁のシステムではなく
人情や感情にともすればより沿ってしまう人間が好きなのだ。
まぁ・・・監督にはもっと深い戦略や心理戦、モチベーションコントロールなどあるかもしれないし
そこはシロウトの私ではわからない理由もあるだろう。
そもそも相当限られた戦力で戦っている。
誰が一人欠けても、相当苦労する環境でることは間違いないのだ。
まぁ・・これもあくまで私の私見。
いろいろあっていいと思う。
しかし、みんな一致した見解もある。
これは間違いない。
「コールリーダーは俺たちの言いたいことを言ってくれた」
「伝えたいことはっきり伝え、選手はそのことに耳を傾けた」
私は
「彼の行動が決定的な亀裂を現場とサポーターの間でできてしまう危険を回避した。」
とすら思う。
彼は私より年下で相当若い
・・・・が彼が率いるカマタマーレサポーターはどんどん強くなる。
そのことは自信を持って言える。
いい2代目ができた。
先代も安心するだろう。
彼がメイン・コールリーダーであることをとても誇らしくうれしく思う。
微力ながらこれからも彼を支えていきたい。
アウェイ限定だけど(笑)
こんな経験もいい。
後は1戦1戦目の前の敵と戦うのみ。
変な計算ももうしなくていい。
いいじゃん!!!
カマタマーレに改めて感謝
素晴らしきかなJリーグ

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